16.06.09
Oriental Poppy オリエンタルポピー
オリエンタルポピー Allegro
ポピーというと春先のイメージがありますが、このオリエンタルポピーの季節は、初夏。ポピーは、ケシの仲間で、中には麻薬成分が含まれているものもあり、日本では栽培が禁止されている種類のものもあります。
また、一瞬にして花びらが散り、1日しか持たない花としても有名。鮮やかなオレンジの花びら、根元に黒い模様、そして独特な大きな黒い花芯、コントラストも強く、夏を感じさせ、なんとも印象的です。主に輸入種ですが、納得な感じ。背景色も濃い色にするとさらに強さが感じられます。蕾から大きく開くまでの時間、そして散るまで、飽きることのないアートな花です。
16.06.03
June Berry ジューンベリー
ジューンベリー June Berry
花市場では、観賞用のブルーベリーやカシスが並び始めました。アレンジする時、花と花の間にベリーを添えるだけでナチュラルな雰囲気に仕上がります。少し前は、手に入れるのが大変だったジューンベリーも花市場に並ぶようになりました。
グリーンから赤、そしてバーガンディにあっという間に変わっていくので、うっかりしているとシャッターチャンスを逃してしまいます。甘くて美味しいのでつい口に入れたくなりますが、観賞用なので。。NGです。
6月に収穫できることからJune Berryと名付けられ、落葉樹で紅葉し、硬く丸い葉が特徴的。最近はシンボルツリーとしても人気、わかるような気がします。
16.05.23
Coral Bead Plant コケサンゴ
コケサンゴ Coral Bead Plant
この時期、店先で目にすると必ずゲットしてしまう、鮮やかなオレンジの実をつけたコケサンゴ、コケの仲間ではないですが、葉がコケのようなのでそういう名前になったそうです。海外では、透き通るようなオレンジ色からガラスビーズとも呼ばれているようです。
しかしながら、非常にデリケートなので、育てるのが難。気候や水を与えるタイミングもあるようです。花が終わって、このオレンジ色の実を楽しめるのも1ヶ月くらい。みずみずしくかわいい姿を撮れるのもこの時期だけ。少しでも長く見ていたいなと思う、元気にしてくれる花です。
16.05.10
English Rose キャリー
キャリー English Rose
バラの季節。一口にバラと言ってもいろいろな種類があります。よく耳にする、響きだけで香りも感じられそうな「オールドローズ」…上品で強い香りが特徴。1年中見ていたいです。が、、ほとんどのオールドローズは、一季咲き(1年に1度)。この季節が終わると来年まで花が咲きません。ですが、デビッド・オースチンによって、香り豊かな四季咲き(春-秋)のバラ、「イングリッシュローズ」が生み出されてからは、様々な色、形、香りのバラが長い間楽しめるようになりました。特に彼の最初の香り高いバラ、「コンスタンス・サプライ」は、有名種。
このバラは、最近のイングリッシュローズ「キャリー」スイートなピンクで甘い香り。咲き始めてから5日くらいでディープカップからロゼット咲きに変わっていく姿は、目が離せない、被写体としてアピール感、申し分のない花です。
16.05.07
Lily ユリ
アプリコットファッジ Lily
思わず立ち止まって、近寄って見入ってしまった、新種のスカシユリ、アプリコットファッジ。花びらの色、丸みを帯びた花弁の雰囲気からなんとなく伝わってくるネーミング。
ユリは、花芯と花弁が離れているので、特に接写が難しい花。フォルムは本来のユリと、かけ離れ、「バラ咲きのユリ」と言われているようですが、花芯の長さや、花弁の硬さは、やっぱりユリ。
コンパクトになってもユリの気品さは健在。なんとなくオリエンタルな雰囲気を持つユリ。アジアンテイストの背景にも似合いそうです。
16.04.11
夢ほたる
夢ほたる
黄色いふわふわとしたマメ科の花。産地が限定されていて生産量も限られていることから、出回り数の少ない花です。なので、毎年、この時期に見つけたらつい手が伸びてしまいます。
なぜ「夢ほたる」という名前がついたのか不明ではありますが、この姿から、納得できるネーミング。
自由自在に形作れる柔らかな蔓は、やはりリースにして楽しみたい。黄色の花と花の間隔も縮まりより、美しく華やかな「ほたる」が楽しめます。
16.03.15
Christmas rose クリスマスローズ
ブルーブラック Christmas Rose
バラの仲間ではないけれど、寒い冬に花を咲かせ、ガーデンを華やかにしてくれることから、クリスマスローズと呼ばれています。人気の高い花で、マニアの方もたくさんいらっしゃいます。
自然な色かな?と思うくらい、蒼が深く美しいです。ダークな背景に映える黒は、上品で大人ぽい女性の雰囲気。
少し薄暗いムードある光で陰影を楽しみながら撮りたい花です。
16.03.02
Sweet Pea スイートピー
ジムカラベンダー Sweet Pea
甘い香りがすることから、Sweet Pea(スイートピー)と呼ばれている、Pea-マメ科の花。
種類は、100種類以上、色もたくさんあります。独特なウェーブがかったフリルの花びらは、他にはなく特徴的。その形だけではなく、香りからも女性らしさを感じます。親しみやすく春の香りと言っても良いほど、私にとっては、この時期に外せない花です。
部屋の中に広がる香りに春を感じ、シャッターを切っていて気持ちのよい時間です。
16.02.15
Muscari ムスカリ
ムスカリ Muscari
春先の定番、ブルーの花、ムスカリ。ヒヤシンスやチューリップと同様、球根の花。
英名のグレープヒヤシンスという名前は、花の形がブドウ房のようなところにちなんで
ついたようです。
球根がついたままの姿は、その形の面白さもありますが、球根の中の養分で育つので
花瓶の中で次の花が咲いたり、葉が成長したりするところを長く見ているとができます。
日々変わってゆく姿を撮り続けられるのもこの時期の楽しみです。
16.01.22
Ranunculus ラナンキュラス
オルレアン Orléans
幾重にも重なる花びらと丸いフォルムが特徴の人気の花、ラナンキュラス。
早春の花として定着しつつあります。毎年、新しい種類のものが登場するのでこの時期をとても
楽しみにしています。
このオルレアンは、花びらと花びらの間に赤い小さな花びらが入っている珍しいタイプ。
小さな花びらがドットに見え、自然なアート作品といった感じで写欲がわきます。
遊び心で、背景にも赤を散らして、しばらく’赤と白’ のドットの世界に浸るのも楽しいかも。