FLOWER PHOTO ESSAY

フラワーティストとして花に触れ、それから、ファインダーを覗き何度もシャッターを切っています。
その間は、花と一対一で向き合っているような感じで、花もいつもと違う表情を見せてくれます。
ここでは、気になる花をPick Upしてその花のエピソードや想いを写真と一緒にお届けします。

16.08.17

Tuberose チューベローズ

チューベローズ Tuberose

 
香水のトップノートに使われる、強い香りとして知られる、エキゾチックな夏の花、チューベローズ。確かに部屋中に広がる香りは、南国を思わせリゾート気分に浸れます。花びらはしっかりと固いので、プリメリアとともにレイに使われることも。

写真からこの”香り”を感じていただくには、やはりクローズアップ、近くによって、自らがその香りに酔いしれながら撮る!ことが写真を見る方にも伝わるのでは、、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

16.08.06

Hydrangea アジサイ

エズメアンティーク Hydrangea

 
夏のアジサイは、6月頃の本来の綺麗な色から色が変わり始める時期。この時期のアジサイは、秋色アジサイとも呼ばれています。見た目にも少しシックでアンティーク調。色合いは、日に日に変わっていくので、1日として同じ色合いがないという感じです。

真夏で日差しも強くはありますが、次の季節をちょっとだけ感じられ涼しくなれる花。赤や深い紫のバラやダリアと合わせて、日に日に変わる色を楽しみながら撮りたい花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

16.07.23

Bougainvillea ブーゲンビレア

ブーゲンビレア Bougainvillea

 
リゾート地では、必ず見かける花、ハイビスカスとブーゲンビレア(ブーゲンビリア)。ブーゲンビレアは、つる性ですので、白壁などに上手に這わせて仕立てているのを見ると思わず立ち止まって眺めてしまいます。鮮やかな色は目に刺激的で、いつも、あの花と合わせたらきっと素敵になるな〜などとイメージしています。が、切り花として扱うと水が下がってしまうので、アレンジメントとして長く楽しむのは厳しい花。

そんなブーゲンビレアではありますが、瞬間を永遠に保存することができる写真に、スタイリングしたアレンジを今夏は残したいなと思います。

※ エタノールに切り口をつけた後、水に入れる水揚げ方法があります。成功したら、意外と長く楽しめます。

 

 

 

 

 

 

16.07.12

Cactus バニーカクタス

サボテン Bunny Cactus

 
最近は、多肉植物やエアプランツなどあまり水やりを気にせず元気に育つグリーンが注目されています。サボテンも昔の定番の姿から変化してスタイリッシュになっています。その独特な造形と普通の草花が同じ植物というのが不思議で面白いなと思います。

サボテンには、茎や葉が見当たらないんですが、花が咲きます。うちわやそのグリーンの部分が茎で、トゲは、自分を守るために葉や茎が変化したものと考えられているようです。砂漠の厳しい環境にも耐えられるように備わっています。 真夏の花が少ない時期には、ユニークな姿がいつもよりたくさん目に入ります。

自然とカメラを持つ手もそちらに向く機会も多くなりそうです。

 

 

 

 

16.06.23

Clematis クレマチス

テッセン Clematis 

 
人気の園芸種、クレマチス。バラはキング、クレマチスはクイーンと言われるほど、世界中で愛好家が多い花。種類も多く、花市場でも毎年珍しいクレマチスの切り花を目にします。和名は、テッセン(鉄線)。字のごとく、華奢で弱々しいく見える細い茎は、鉄のように固くしっかりとしています。アジサイ同様、長雨の時期にも楽しめる、私にとっては、和を感じさせる花。細い茎からは、想像のできないくらい大きな花と大きな花芯。糸のように柔らかく密集した花芯。マクロレンズで臨みたい花です。

 

 

 

 

16.06.09

Oriental Poppy オリエンタルポピー

オリエンタルポピー Allegro

 
ポピーというと春先のイメージがありますが、このオリエンタルポピーの季節は、初夏。ポピーは、ケシの仲間で、中には麻薬成分が含まれているものもあり、日本では栽培が禁止されている種類のものもあります。
また、一瞬にして花びらが散り、1日しか持たない花としても有名。鮮やかなオレンジの花びら、根元に黒い模様、そして独特な大きな黒い花芯、コントラストも強く、夏を感じさせ、なんとも印象的です。主に輸入種ですが、納得な感じ。背景色も濃い色にするとさらに強さが感じられます。蕾から大きく開くまでの時間、そして散るまで、飽きることのないアートな花です。

 

 

 

 

16.06.03

June Berry ジューンベリー

ジューンベリー June Berry

 
花市場では、観賞用のブルーベリーやカシスが並び始めました。アレンジする時、花と花の間にベリーを添えるだけでナチュラルな雰囲気に仕上がります。少し前は、手に入れるのが大変だったジューンベリーも花市場に並ぶようになりました。
グリーンから赤、そしてバーガンディにあっという間に変わっていくので、うっかりしているとシャッターチャンスを逃してしまいます。甘くて美味しいのでつい口に入れたくなりますが、観賞用なので。。NGです。 

6月に収穫できることからJune Berryと名付けられ、落葉樹で紅葉し、硬く丸い葉が特徴的。最近はシンボルツリーとしても人気、わかるような気がします。

 

 

 

 

16.05.23

Coral Bead Plant コケサンゴ

コケサンゴ Coral Bead Plant

 
この時期、店先で目にすると必ずゲットしてしまう、鮮やかなオレンジの実をつけたコケサンゴ、コケの仲間ではないですが、葉がコケのようなのでそういう名前になったそうです。海外では、透き通るようなオレンジ色からガラスビーズとも呼ばれているようです。

しかしながら、非常にデリケートなので、育てるのが難。気候や水を与えるタイミングもあるようです。花が終わって、このオレンジ色の実を楽しめるのも1ヶ月くらい。みずみずしくかわいい姿を撮れるのもこの時期だけ。少しでも長く見ていたいなと思う、元気にしてくれる花です。

 

 

16.05.10

English Rose キャリー

キャリー English Rose

 
バラの季節。一口にバラと言ってもいろいろな種類があります。よく耳にする、響きだけで香りも感じられそうな「オールドローズ」…上品で強い香りが特徴。1年中見ていたいです。が、、ほとんどのオールドローズは、一季咲き(1年に1度)。この季節が終わると来年まで花が咲きません。ですが、デビッド・オースチンによって、香り豊かな四季咲き(春-秋)のバラ、「イングリッシュローズ」が生み出されてからは、様々な色、形、香りのバラが長い間楽しめるようになりました。特に彼の最初の香り高いバラ、「コンスタンス・サプライ」は、有名種。

このバラは、最近のイングリッシュローズ「キャリー」スイートなピンクで甘い香り。咲き始めてから5日くらいでディープカップからロゼット咲きに変わっていく姿は、目が離せない、被写体としてアピール感、申し分のない花です。

 

 

16.05.07

Lily ユリ

アプリコットファッジ Lily

 
思わず立ち止まって、近寄って見入ってしまった、新種のスカシユリ、アプリコットファッジ。花びらの色、丸みを帯びた花弁の雰囲気からなんとなく伝わってくるネーミング。

ユリは、花芯と花弁が離れているので、特に接写が難しい花。フォルムは本来のユリと、かけ離れ、「バラ咲きのユリ」と言われているようですが、花芯の長さや、花弁の硬さは、やっぱりユリ。

コンパクトになってもユリの気品さは健在。なんとなくオリエンタルな雰囲気を持つユリ。アジアンテイストの背景にも似合いそうです。

 

 

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