FLOWER PHOTO ESSAY

フラワーティストとして花に触れ、それから、ファインダーを覗き何度もシャッターを切っています。
その間は、花と一対一で向き合っているような感じで、花もいつもと違う表情を見せてくれます。
ここでは、気になる花をPick Upしてその花のエピソードや想いを写真と一緒にお届けします。

16.06.23

Clematis クレマチス

テッセン Clematis 

 
人気の園芸種、クレマチス。バラはキング、クレマチスはクイーンと言われるほど、世界中で愛好家が多い花。種類も多く、花市場でも毎年珍しいクレマチスの切り花を目にします。和名は、テッセン(鉄線)。字のごとく、華奢で弱々しいく見える細い茎は、鉄のように固くしっかりとしています。アジサイ同様、長雨の時期にも楽しめる、私にとっては、和を感じさせる花。細い茎からは、想像のできないくらい大きな花と大きな花芯。糸のように柔らかく密集した花芯。マクロレンズで臨みたい花です。

 

 

 

 

17.07.02

Staghorn fern  コウモリラン

コウモリラン Stagehorn fern

コウモリというネーミングからもイメージできるように、コウモリが飛んでいるような雰囲気の葉のからついた名前。

最近は、小さな苔玉に張り付いているのを見かけるようになりました。なんとなく身近になったコウモリラン、大きく成長していくスガタも期待! 花が少なくなるこれからの時期インテリアのハンギングにしてユニークな形を楽しみたいです。

 

 

17.08.05

Sarracenia サラセニア

サラセニア    Sarracenia 

夏になると、トロピカルな花と共に夏の暑さにも強い花が出てきます。 サラセニアもその一つ。葉脈模様やその形は、とても個性的です。 根からだけではなく、この筒の中に虫が落ちてそれを養分にするという、、食虫植物。

上から、下から、左右から見てもアーティステックな花。白い葉先がどことなく涼しげなイメージの夏の花です。

17.08.07

Plumeria  プルメリア

プルメリア    Plumeria 

トロピカルな花の一つにプルメリアがありますが、その香りと特徴のある花姿に魅せられている方も多いはず。さらに寒さに弱いので冬越しが難しく、たわわに咲く花を見ることができるのは、限られた場所や期間に限定されるのでその価値はさらに上がります。

夏の間、水に浮かべてその涼しげな姿を見ることができるのは幸せ。シャッターを切る回数もいつもより多くなってしまいます。

 

 

17.08.29

Oriental Lily ユリ

カロリーナ    Oriental Lily 

白いユリは、清楚で上品なイメージ。 ユリ自体が存在感があるので他の花と合わせるよりも単体で楽しむのがオススメ。カロリーナは、珍しい八重のユリ。花粉が見えないので、花粉を取り除いたりする必要もなくまた、花びらが多いので豪華さもアップ。 何と言っても、ユリは長く持つので楽しめる時間も多いです。深い色に変わってきた実や葉と合わせて、上品でシックな雰囲気を楽しみたいです。

 

18.01.07

Society Garlic ツルバキア

ツルバキア   Society Garlic   

春咲きの球根の花はたくさんありますが、このツルバキアもその一つ。花自体が小さいので、主役になるような、豪華な感じはありませんが、長く伸びた茎の先に咲く小さな花は、遠目からはマス状に見え、アレンジメントに入れるとピンクの差し色として、一輪で見るのとは、また違った雰囲気を楽しめます。

18.01.09

Corn Cockle  アグロステンマ

アグロステンマ  麦撫子 Corn Cockle 

春先に毎年何束も買って楽しむ花。細く長〜い茎は、一見弱々しく、すぐにしおれてしまうかのように見えて、結構しっかり!

くるくると巻かれた花びらが細長い蕾の先に見えはじめ…そこから、ちょっとイメージできないくらい大きく花を咲かせるので蕾も花も撮っていも飽きる事なく、何回もシャッターを切ってしまいます。

19.01.07

Amazon lily  ユーチャリス

ユーチャリス  Amazon Lily 

ユーチャリスといえば、ウエディングの花として清楚で上品、定番の花です。花市場でもあまり見かけない珍しく高級な花というイメージが強いです。 さらにウエディングブーケ用では、花首のみの時も多いので茎がついているユーチャリスを切り花で見ることは結構稀です。

また、ユーチャリスの写真というとほとんどがウエディングで綺麗ですました雰囲気が多いですので、今回は、ちょっとオフなユーチャリスを撮ってみました。上品な香りが漂うひと時を楽しみたいです。

19.01.09

Baby’s breath  カスミソウ

カスミソウ  Pink tinted Baby’s breath 

カスミソウというと以前は、バラと合わせる花というイメージがありましたが、最近はウエディングでも、カスミソウだけのブーケやテーブルデコレーションを選ぶ方も多く、私には個性的な花という印象です。他の花にはない、細かな花の集合は、英語では、baby’s breath(赤ちゃんの吐息)というネーミングで愛されています。海外サイトではよくカスミソウだけのアレンジメントも目にします。茎もとても細く花も小さく繊細ですので、他の花と合わせると本来の個性が見えづらくなるのかもしれません。

この花でシャッターを切るのは、格段に楽しく、露出、ピント位置を変えながらと、様々な表情のカスミソウが楽しめます。

ソメカスミソウを花瓶で楽しむと透明な水も色付きになるというおまけ付きです。

17.03.17

Genista ゲニスタ

ゲニスタ Genista Pink Bunch

ブルーがかったピンクがどこか洋書で見るような雰囲気のゲニスタ。こちら、オランダから来たということで、なんとなく頷けます。 桜の開花が待ち遠しい季節となりましたが、同じ時期に、モクレンやこのゲニスタと同じ種類のエニシダなども咲き、華やかな季節になりシャッター音も多くなりそうです。

 

 

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